赤津焼の歴史



赤津焼は、日本六古窯の一つに数えられ、
良質の陶土、赤津地域のみに産出する
原料にめぐまれた赤津焼。
七色の釉薬は、平安時代の灰釉に始まり、
へら彫り、印花による華やかな文様によって花開き、
鎌倉期、鉄釉、古瀬戸釉の出現により、
貼付け、浮彫り等の装飾技法に
一段とみがきがかかり、
古瀬戸黄金時代となりました。
古瀬戸とは藤四郎が中国・宋へ渡り、
六年間勉強して瀬戸へ帰り、
開窯したのが始まりだといわれています。
国内他産地にはない施釉技術で
瀬戸だけの新しい陶器を生み出しました。桃山茶時代に華道の発達に伴い、
織部、黄瀬戸、志野の各釉が出現し、
赤津焼の代表的なうわぐすりとして
多く用いられています。
そして今日至迄、伝統的技術が継承され
赤津焼は変らず残り続けることでしょう。